[映画評]ベオウルフ

2007/12/01に日本で公開された、ベオウルフを観てきました。
TVで作成スタッフ(記憶があいまい)が「今までのCG映画は子供向けだったが、ベオウルフはTVゲームをやる若者向けに作成した。」と言っていたので、期待していたのですが、まさにファイナルファンタジージルオール・インフィニットのゲームの途中で入るCG動画が2時間続いている感じの映画でした。

ストーリーは叙事詩ベオウルフを元に作られていますが、映画用にアレンジされており、それほど難解ではありませんので、映画を観ながらロジックを追いかけるストレスを感じることはありません。

ただ、CG映画なので主人公やヒロインなどのメインの登場人物の顔を除いて、他はほとんどCGです。脇役は全身CG。映画を見ながら、まるで、著名な漫画家は主人公の顔だけ描いて他はスタッフが描くという漫画化伝説(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa18120.html)を実際に目の当たりにしているような気になりました。

作成スタッフが言うように"ゲームをする若者"には、面白い映画だと思います。